ざぶーん

人畜無害を目指します

2019年お散歩日記

このブログは、「静大情報LT Advent Calendar 2019」19日目の記事です。

 

ご無沙汰しております、なみのりです。カレンダー登録したら名前が変なことになっててビビってます。????って何。

f:id:yogurt_73:20191217132145p:plain

普段のLTではだいたいシャニマスの話しかしていないのですが(現実世界でまじめな話をするときどんな顔していいのかよくわかんない)、今回は講義および趣味の一環で訪問した「博物館」について書きたいと思います。

ここで、本記事での「博物館」の定義について書いておこうと思うのですが、本記事で言う「博物館」には、施設の名称に「博物館」「美術館」「科学館」「記念館」などを含む施設を含みます。(要はそれっぽい施設全般のことです)

以下、本記事の目次です。

 

1.博物館おもしろい

あまり知られていないらしいのですが、私が在籍する学科では規定の単位を取得することで学芸員の資格を得ることができ、私も取得を目指し様々な講義を受講しています。そのため、私が博物館に行くときはたいてい勉強の一環です。普段は出不精なので、自ら遠くに行くことはないです。推しのライブもライビュがありそうならそっちに賭けるし、大学に往復3時間以上使って通ってますが、なんでこんな遠くに来てるんだって毎日思っています。

博物館行くときも、実のところ「なんでこんな遠いの」って思っていることが大概です。だけど、見学が終わった後はそれ以上の満足感があります。

最近は「刀剣乱舞」のブームで、刀剣男士と博物館がコラボなんてこともあり、オタク的にも優しい施設。それが博物館。

 

2.国宝・重要文化財を見に行こう

博物館で行われる展示の目玉にもなる「国宝」や「重要文化財」。指定に関する条文は、文化財保護法第二十七条のあたりに記述されていますので、そちらをご参照ください。

さて、これらは展示に関し、かなり厳重なルールが設けられています。そのルールについて詳しく知りたい方は、文化庁が公開している「国宝・重要文化財の公開に関する取扱要項」重要文化財の所有者及び管理団体以外の者による公開に係る博物館その他の施設の承認に関する規定」をご覧ください。で、何が言いたいかというと、「とくに国宝は一度逃すと次いつ見れるかわからない可能性があるぞ!」ということです。1年に一度ならまだしも、モノによっては10年に一度とかもあります。

だから、もし見たい国宝が展示されていたらぜひ行ってください。もしかしたら人生でもう二度とチャンスがないかも知れないので。

 

3.外国から珍しいモノが来ることも

2017年、私は珍しく重い腰を上げて自発的に博物館に行きました。静岡県立博物館の「黄金のファラオと大ピラミッド展」です。だってラムセス2世が来るんだぞ?!オジマンディアスだぞ!!!

そんな感じで、博物館は外国のミュージアムから借り受けた珍しい品物を揃えた展覧会をやることがあります。こういう情報はアンテナ張ってないとなかなか得られないことではあるのですが、推しが来るなら見に行ったほうがいいです。ミイラとかになってれば日本に来てくれる可能性あります。わかりませんけど。

 

4.お散歩日記

前置きが長くなりましたがいよいよ本編。2019年くらいに行った博物館のうちのいくつかについて、だらだら書こうと思います。書いてあることは全部個人の感想です。

 

ふじのくに茶の都ミュージアム

tea-museum.jp

JR金谷駅から徒歩だいたい30分。お茶という静岡県ならではのテーマを取り扱った博物館です。推しポイントは茶葉に触れる!!!ところです。緑茶だけでなく、烏龍茶や紅茶もあります。試飲もあるのでお茶が好きな人は一回行ってみるべきです。ミュージアムショップでは、お茶を使った色々なお菓子や茶器が販売されていて、お土産も充実しています。「ななや」のパフェが食べれるのも推しポイントです。大学生以下入場無料なのも嬉しい。

 

 

浜松市楽器博物館

www.gakkihaku.jp

JR浜松駅から徒歩だいたい15分(入り口見つける時間込み)。居並ぶ高層ビルのうち、ひときわ高いアクトシティの中にあります。世界各国の楽器が色々あって面白いのですが、個人的に何回行っても楽しいのが、ピアノがいっぱいあることです。ピアノと呼ばれる以前のものからよく目にするピアノ、オルガンや電子ピアノまでとにかくたくさんあります。古いピアノは装飾にめちゃくちゃ凝っているので、楽器というより芸術品じゃないか!?って思うレベルです。

 

 

静岡県富士山世界遺産センター

mtfuji-whc.jp

 JR身延線富士宮駅から徒歩だいたい10分。入口近くに湖?池?があるのが特徴です。タイムラプスの展示を見ながらスロープを登る(登山)、展望テラスで富士山を見る(頂上)、展示を見る(下山)という感じで、富士山の登山を疑似体験できるところが面白いです。1回目行ったときは曇ってて富士山見えなかったのですが、2回目行ったときは超晴れててきれいに富士山見えて感動しました。訪問の際は天気予報見ていくのがおすすめです。近くに浅間大社イオンモールがあり、観光地化されているところも特徴です。

 

 

静岡県立博物館

spmoa.shizuoka.shizuoka.jp

JR草薙駅からゆるやか~な坂を登り続け、徒歩だいたい30分。自然あふれる林っぽいところの中にあります。展覧会のほかにロダン館というものがありまして、代表作として『地獄の門』『考える人』等が挙げられるフランスの彫刻家、オーギュスト・ロダンの彫刻が展示されています。ここの特徴は、ガラス天井なので光が差し込んでいて、すごく明るいところです。明るいところで『地獄の門』をみるの、面白くないですか?私は面白いです。座れるスペースもあるので、そこに座ってぼーっと彫刻を見るのも時が忘れられていいです。

 

5.おわりに

以上、ダラダラ書いてきましたがようやく終わりです。ここまで読んでくださった方、本当にお疲れさまでした。

この時代「楽しいこと」って色々あると思うんです。人間は日々進化し、新しいものを作り出しているので。

美術品も、デジタルにすれば良いんじゃない?という考えがありますが、それもいいと思うんですけど、やっぱり本物が一番なんですよね。(あくまで個人的考え)なんというか、凹凸が感じられる、「本物」感が、出不精のわたしを外に引きずり出してくれるんだと思います。インターンとかライブイベント前の時間とかの少しの空いた時間、よかったら博物館に行ってみてください。

 

ついでに

そろそろ告知が出ていると思うのですが、1月のはじめに大学のS-portのギャラリーで、学芸員メンバーで企画したプチ展覧会をやります。ぜひ見に来てください。